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Channel: スポーツナビ+ タグ:血統
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ノーボリ賞をあげたい期待馬!ノボリディアーナ ~2012/10/06の新馬戦勝ち馬血統チェック~

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リハビリ。。。・10/06/東京4R/2歳新馬/ダ1300/バイタルフォルム(父アッミラーレ 母ポピーリース 母父フサイチコンコルド)評価★★★★☆☆☆☆☆☆三つ巴の3番人気。好スタートを決めたが道中は内でじっくり我慢。直線に向き鞍上の内田博幸騎手は外へと持ち出す。残り200mの時点で前の2頭とはかなり差があったが必死の鞭に応えグイグイ伸びて交わし1着。父はSS産駒のB級種牡馬。3戦目の500万下条件からオープン特別の欅Sまで4連勝し一躍ダート界のホープとして注目されたが、持病の喉鳴りが出世を阻み、その後は春待月Sを勝った程度と伸び悩んだ。種牡馬としては父の血を活かしかなり健闘中。特に東京ダート1400mでの産駒の強さは格別。母は現役時代は社台RHに所属。中央で4戦未勝利の後佐賀へ転出。早速3連勝したもののその後は勝てなかった。その半兄に新潟大賞典を制したブライトトゥモロー。近親に重賞2勝のトップガンジョーや懐かしの菊花賞4着馬メイキングテシオなど。社台由来の中堅牝系出身。血統的に特筆すべき点はないが、しっかりした末脚で勝ち星を掴んだのは好印象。タイムや上がりもそれなりに速く、及第点レベルの能力は持っているだろう。とはいえ関東のダートの新馬戦らしく血統レベルは低かったと言わざるを得ないが…。アッミラーレの良駒には母方にMr. Prospectorを持った馬が意外に少なく、3代以内に入っているのはケイジーウィンザー(中央2勝)とパフォーマンス(北斗盃・道営スプリント)ぐらいなものである。その他の特徴としては母方にRIbotを持った馬が走る傾向にあり、母の父がアレミロードの馬が3頭いるうち2頭が中央で勝ち上がり、残りの1頭も新馬戦で連対を果たしている。この馬の母方の血は柔らかく芝向きで持続するスピードがあるが一瞬のキレではやや劣るという印象。そこら辺がアッミラーレの血統と結び付き砂向きに出たのだろう。芝で走ってもおかしくはないが、好走するとしたら時計勝負にならない福島の芝あたりか。一つ言えることはすぐしぼむとも考え辛いが大望も抱き辛いだろうということ。本当の勝負は古馬になってからか。距離はもう少し長くてもやれるだろう。父のアウトサイダーの血が活きればコツコツ走って吉とでる(星占い風)。・10/06/東京5R/2歳新馬/芝1400/アユサン(父ディープインパクト 母バイザキャット 母父Storm Cat)評価★★★★★★☆☆☆☆外枠からやや出負け。しかし蛯名騎手は慌てず騒がず馬の行く気に任せコーナーで徐々に進出。そして直線では悠々。1馬身3/4差の余裕の勝利。半兄の持ち込み馬ミルクマンは中央で1勝。母は米国産の輸入繁殖牝馬。現役時代はさしたる成績を残していない。その母であるBuy the Firmは米G1馬。メンバーのレベルには疑問符も付くが(ヒシアマゾンの最後の仔を期待の良血と呼ぶには語弊がありそう)、勝ち方は派手。ディープインパクト産駒ということもあり周囲の期待は高そうだ。このブログを書くために新馬戦を見始めてから結構経つのだが、よく評価に悩まされるのが府中の芝1400という条件の新馬戦である。夏のフラムドグロワールにキツ目の評価を付ければオープン特別で連対しちゃうし、超良血馬サトノオーの勝ちっぷりに思いを馳せりゃあのザマだ。上がり勝負の後傾ラップになりやすい条件と言うこともあり、非常に判断が難しい。この馬も脚を使ったのはラスト2ハロンだけである。そこで血統面からのアプローチを試みてみよう。ディープインパクト×Storm Cat牝馬の配合は非常に勝ち上がり率が高い。なんせ中央デビュー馬のうち実に7割超の産駒が勝ち星を上げているのだから凄まじい。大物こそ出ていないが似た配合からは仏1000ギニー勝ちのBeauty Parlourが出ており今後の期待は十分。その前に重ねられた古き良きアメリカ競馬の風土を感じる血もディープインパクトの血に力強さを加えるという意味で好印象だ。欠点があるとすれば近親の日本での実績がサッパリであることか。その点から来る信頼感では翌日に勝ち上がった同配合馬キズナより一枚落ちるかも。母が1995年生まれとそれほど若くないのもややマイナスかな。まだ半信半疑な感じもするが、キズナもこの馬もジョングルールよりは上を行くのではないか。緩まないマイルよりもタルい流れの1800あたりの方がより力を発揮できそう。・10/06/京都3R/2歳新馬/芝1400/ノボリディアーナ(父フレンチデピュティ 母スターリーロマンス 母父サンデーサイレンス)評価★★★★★★★☆☆☆バラけたスタートの中それなりの出方。道中は中団で控える。直線では断然の1番人気馬プランタンビジューが先に抜け出したところを外から強襲。これを抑えて優勝。半兄に若葉Sを12番人気で制したダノンミル。母はG1出走歴のある中央4勝馬。思い出はタキオン、ジャンポケ、クロフネが集ったラジオたんぱ杯に牝馬ながら居合わせた事か。その全兄は言わずと知れたSS産駒最初の怪物フジキセキ。近親にはシャイニンレーサー・ルビー母仔など。意外と大舞台で足りない牝系である。血統、面子、勝ち方、タイムと四拍子揃った勝ち馬だ。落ち着いて馬群の中に入りそこから多頭数を捌いて突き抜けるという内容も良い。桜花賞候補に推したい1頭である。フレンチデピュティ×SS牝馬と言う配合からは桜花賞馬レジネッタなど多くの活躍馬が輩出されている。この配合の特色は牝馬に大物が多いこと。2・3歳時のマイル近辺での重賞での安定感は格別である。それでいて古馬になってからも急激には衰えず、メンバーが手薄なところでキッチリ勝ち星をもぎ取る、この馬もそんな走りを見せてくれそうだ。母方に居座っている鈍重でヨーロピアンでメリハリのない種牡馬であるLe Fabuleuxから由来する勝負弱さが遺伝するとクラシックでは入着級に甘んじるかも知れないし、極端なスローだと怪しいかも知れない。それにディープ産駒などと比べるとキレ味でやや劣るかなあとも思うが、オールマイティに走れるという強みもある。メンバーが手薄であればファンタジーSでも勝負になるだろう。距離は1400~2000位が良い。

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